ニューヨーカーが傘をささない理由

雨宿りで恋に落ちるというのは、映画の中の世界ではなく、日常であるというのはこちらに来てわかった事。ニューヨークの人が傘を持ち歩かないのは、荷物が増えるのがイヤという面倒臭がり屋さんな部分に加えて、湿度が低いゆえ、通り雨に遭って濡れてしまっても、数分後には服が乾いてしまうという利便性も働いていたり。(本当に驚くぐらい早く乾く。)
ちなみに雨宿りしていて恋に落ちた事はないけど、タバコを無心された事は何度か。あとはどしゃぶりの中、上質なスーツを着た丸坊主のおじさんが頭にビニール袋をかぶって道をひた走る姿に笑った事も何度か。ニューヨークの人はそういう無意味でユニークな行動が好きですね、なぜか。(いつ何時も、日常との愉快・不愉快なコミュニケーションを欠かさない部分が。)