今週の風景:バービーが50歳に

バービーが50歳の誕生日を迎えたそうで、ニューヨーク各所に等身大バービーが出没中。


写真はbloomingdale'sのウィンドウ・ディスプレイ。現在開催中のファッションウィーク、テント近くにも展示中との情報有り。


バービーがアメリカに初めて登場したのは、1959年の3月9日にNYで開催されたアメリカ国際トイフェアの場。と言う事で、バービーが通っていた高校もニューヨークの架空のインターナショナルスクール(ストイヴェサント高校)ってことになっているんだそうです。

今週のスピーチ:"Domo arigato Mr. Roboto"

日本人、やったぞアカデミー賞


そしてMemorable Quotes of the Nightに選ばれた加藤久仁生さんのスピーチ。テレビの前で拍手喝采


ケイト・ウィンスレットとお父さんの駆け引きもよかった。("お父さん、どこにいるかわからないわ!口笛吹いて!" ”ぴゅ〜” "きゃーおとうさ〜ん")

今週の編集後記

先週、カメラを買いました。canonのSD850モデル。既に生産停止になっているため、新品は定価の2倍、$400近くで取引されています。私は新品を諦め中古を購入。でも機能、カラーともに満足です。

今週のお出掛け:Hell's Kitchen Flea Market

以前はチェルシーで開催されていた蚤の市ですが、ヘルズ・キッチンに開催場所が移動してから初めて出掛けてきました。


http://www.hellskitchenfleamarket.com/


チェルシーで開催されていた規模より多分、4倍ぐらい小さくなっていたけど、散歩がてらにふらりと覗くぐらいなら十分楽しめます。逆に意気込んで出掛けるとがっかりする可能性も!?


写真は古い工場用の機器や実験用具を売っていたお店。隣のテーブルには古いフラスコやビーカーも散乱。

今週の占い:Groundhog Day

今日は春の到来を占う「グラウンドホッグ・デー」です。


http://www.groundhog.org/

wikipedia:グラウンドホッグデー


本日は晴れであったため、この冬の寒さが6週間続くとのこと。

今週の編集後記

古い建物に熱をあげてしまう病が再び始まってしまいました。昼。建築物を撮りに行き。夜、歴史本を開いては鼻息荒くしています/ドーナツ・プラントのドーナツが食べたくなって久しぶりに買いました。実に2年振り。

今週の写真2枚

 

週刊更新のはずが月刊更新すらできず、どうしたものかと思案中です。


ニューヨークはマイナス気温の日々が続いていてとにかく出不精になりがち。

左はガタガタ震えるほど寒い日に出掛けたウォーター・ストリートでの一コマ。赤くて古い建物を見て、ああやっぱりニューヨークに戻ってきたのだと興奮。かじかむ手で何回もボタンを押しました。そして何がそんなに興奮するのかと言えば、100年以上も前の人々と同じ建物、空間を共有していること。


右は12月のいつだったか初雪の日。向かいのアパートもやっぱり古くて、真正面には70年代を引きずっているイージーライダー風のおじさん。その右のアパートには素敵なギリシア人老夫婦が住んでる。手前で雪をかぶっているのはハナミズキの木。


今週のワイン:Alamos

今週の、と言うより、最近はまってほぼ毎日飲んでいる白ワイン、Alamos Sauvignon Blanc。


http://www.whitewines.net/?p=99

上記のウェブサイトでも「夏におすすめの白ワイン」として紹介されているように、さっぱりスッキリとした軽い飲み心地。酸味も程良く、魚介類はもちろん、こってり煮込んだビーフシチューなどと合わせても口の中がさっぱりするので、私はあらゆる料理と一緒に楽しんでいます。


【Alamos】2007 Sauvignon Blanc, Argentina

今週のゲッタウェイ:Storm King Art Center

  
ニューヨークのアップステートにある野外美術館「ストームキング・アートセンター」。
http://www.stormking.org/


11月15日からのシーズンクローズ(冬期休館)に入る前にどうしても見ておきたかったので、1時間ほど車を走らせて出掛けてきました。


例えて言うならば、ニューヨーク版・彫刻の森美術館。アート作品も生き物と一緒で、部屋の中に閉じ込められているより大自然の空気を吸っている方が活き活きして見えるような。


人の手によって作られた巨大アートと、雄大な四季自然。それぞれのダイナミックさに圧倒されっぱなしでした。紅葉の季節もよかったけど、今度は暖かい季節に出掛けたいもの。


今週のワイン:duo -Chili-


チリ産のワインが好きです。酸味が少ないものが多いので、酸味の強いワインが苦手な私には合っている気がします。またどれを飲んでも「ハズレた〜」という思いをすることもないので、安心して購入ができるのも魅力。一方でベリー系のスキッとした酸味のあるワインが好きな方には、チリ産は不向きかもしれません。


「duo」の2004年版は、Cabernet Sauvignonが77%、Merlotが23%。一番初めにピリッとした渋みが感じられるものの、あと味は軽やかです。ワインサイトのレビューでは、そのピリッとした渋みを「ビターチョコレートのようだ」と表現してる人も。バランス的には、酸味★甘み★渋み★★。


重いワインは得意じゃない。かと言って、軽すぎてパンチがないのもちょっと、という人にうってつけのワイン。ボトルも縦に長くてスタイリッシュ。


【duo】2004 Cabernet Sauvignon Merlot. Casablanca Valley, Chili.


今週の編集後記

大統領選挙熱にうかされて、10日月曜日の更新もままならず/オバマさんの勝利を記念して昨日出回った、ニューヨークタイムスのフェイク。作りが凝っているのでリンク/一眼レフを使うのが億劫でiphone付属のカメラを使っているのですが、やっぱり写真のクオリティが良くないですね。ピントも合ってないし。面倒くさがらずにどうにかしないと

今週の気になる見出し:It’s No Time to Forget About Innovation

革新を忘れている間はない ― It’s No Time to Forget About Innovation
http://www.nytimes.com/2008/11/02/business/02unbox.html?_r=1&ref=business&oref=slogin


11月2日付けで出ていたNYタイムズの記事、見出し。(webの記事全文はメンバーにならないと読めない模様。)経済低迷を言い訳に、新ビジネスが生産されない最近に活を入れてくれる内容です。「アップル社もマイクロソフト社も経済ダウンしていた70年代に現れた」ことを例に挙げて「クリエイティブな人々はどんな経済状況下でも世の中に現れ、彼らがすべきことを成し遂げる」で締めくくられています。また大統領候補のオバマ氏の言葉を引用した「革新とは斧を使うこと(社員解雇)ではなく、メスを使う事(システムやアイディアの根本改革)」という納得の一言も登場。


私はアイディアで経済を動かそうだとか、経済に貢献しようだとかいう野心を持ってるわけではないけど、今まで知らなかった世界に積極的に接して行くことで社会に貢献したいとは良く思います。「そんなの誰も必要としてないよ」とジャッジメンタルに小さな事を切り捨ててしまう事をまずはやめてみよう。というのが来る年、2009年の目標。

今週のごはん:メシュイヤ mechouia

チュニジアのグリル野菜ペースト。毎度の事ながら食べ始めると止まらなくなります。写真はフードプロセッサーに掛け終わったところ。
実際に作る場合には「Mint & Harissa: TUNISIAN SALSA or MECHOUIA Photos」さんの写真手順がとても参考になります。日持ちがするので作り置きできて便利。サンドイッチにすれば、簡単で栄養のある一食に。茄子や玉ねぎを入れるレシピもあるのですが、その場合、ラタトゥユに近い味になるような。美味しく作るコツは、とにかく野菜を真っ黒に焼くこと!


作り方:1.赤パプリカ2個、固めのトマト2個、グリーンペッパー2本(ししとう7、8本ぐらいで代用)を網を使用するなどして直火で真っ黒になるまで焼く。熱いうちに皮をむく。2.皮をむいた野菜をすべてフードプロセッサーに入れ粗いペースト状にする。3.ニンニクのすりおろし2片、オリーブオイル大さじ3、塩こしょう、クミン、コリアンダー、ハリッサ(なければ豆板醤)をそれぞれ小さじ1ずついれて出来上がり。作りたてより、数時間後か翌日、味が馴染んでからがより美味。


今週の編集後記

daylight savingが終わったので、日本とNYとの時差が14時間になりました/久しぶりにブログに触れたので、すっかり使い方を忘れて上記を書き込むのに3時間以上。徐々にまた感覚を取り戻せますように

1年半振りにNYへ戻って来たのを機に、長らく放置していたはてなダイアリーを再び活用していく事にしました。


本当は毎回1ページずつタグを組んでスペースにアップする、ちょっとまともな壁新聞兼HPのようなものが作りたかったのですが、試行錯誤した結果、しばらくはブログスペースを利用するこの形に落ち着きそうです。内容は、週間近況報告+些細な情報交換を目指しています。


そして情報交換をするなら楽しくをモットーに。つまらないと思いがちなネタも、それでもきっと誰かが必要としているかも?という思いであまり厳しくふるいにかけず、気楽な感じで拾っていければと思ってます。


サイト名の"mondayish"(=月曜気分)は、毎週月曜更新を目標としているのと、私の場合、月曜日が1番集中力があって、なぜか無駄な事までしゃっきり片付く、俄然張り切れる曜日だから。一方で一般的に意味される月曜気分。『なんとなくやる気の出ないムード』の時に、元気にしてる?と暇つぶしがてら覗きに来てもらえたら嬉しいなと、そんな意味も込めました。


なお2007年4月より以前のものは、過去に不定期で書いていた生活の色々やリンク雑記帳です。リンク切れしているものや、写真表示がされないページがあるものの、情報として自分が便利なリンクもあるので残しておく事にしました。なかには結構楽しめる情報もあるので、こちらの過去ログも時間がある時に是非。

ハリー氏が去りました

突然やってきた時と同様、突然去って行ったハリー氏。
最後の最後まで掃除機を怖がっていたけど、なぜか愛想だけは良くて人見知りを全くしない猫だったので、今後も上手く世の中を渡ってゆける事と思います。寝ている時以外は常に私の横にぴったりついてまわり、エルボーをしてあげると喉をごろごろ、鼻の下をふーふー膨らませて大喜びしてたなーなんて事も思い出します。あとは肩に乗って私の髪の毛をむしゃむしゃ食べては天下を取ったようににゃーにゃー鳴いていた事も思い出深いです。
とにかく楽しい1ヶ月でした。