日本の道案内を減らしてみたら

ニューヨークは東京と比べると道案内の看板がかなり少ないのだけど、そうなると当然道を歩いていれば迷子さんにぶつかる事も多々。
ただ素敵なのは、わからない事があったらまず大声で訊ねる、の無邪気な姿。大和撫子の私のように誰かに聞こうかどうしようか、なんて絶対に迷ったりしないし、自力で解決しようと意地になって道案内を探した結果、やっぱり迷子になる人なんて絶対にいないと思う。
今日、電車に乗ろうとしていた女の子が「これはアストリア行き?」と車内に向かって尋ねると、そこにいた乗客約10人中、5人がyes!と大声で答える。回答者もこれまた躊躇しない潔さ。私はyesと言おうかどうしようか迷ってました、完全に。あちゃぁ。(私だったら、5人からyes!と言われるより、6人からyes!と言われた方がやっぱり嬉しいし。)
なにが言いたかったというと、道案内が少ないと日常に見知らぬ人との小さなコミュニケーションが生まれていいね、って事だったんだけど。